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JR西日本、伯備線普通列車で農産品輸送の実証着手

2021年1月21日 (木)

調査・データJR西日本岡山支社は21日、在来線普通列車を活用した荷物輸送の実証実験を実施すると発表した。同社は岡山・備後地域産品を列車に積載し、運送先で販売を行う荷物輸送を検討しており、在来線普通列車(定期列車)による実施に向け、実証実験を通じて安全性を確かめる。

具体的には、(1)貨物積載、駅構内運送のオペレーションの安全性(2)列車内の安全性、顧客の利便性が担保されているか——を確認。最終的には、晴れの国岡山農協、ヤマト運輸と連携し、定期列車で地域の農産品を運送、駅ナカ店舗で販売する。

実施線区は伯備線の普通列車で、1月29日に備中高梁駅で地域産品を列車に積載し、14時27分に発車。15時19分に岡山駅へ到着して荷下ろしを行う。実証実験中は実際の農産品を用いず、配送ボックスのみで実施。次回は農産品輸送と販売の実験を行うほか、駅で農産品販売ニーズを調べる。

(出所:JR西日本)