国内JR九州は12日、普通列車と九州新幹線を組み合わせた貨客混載による荷物輸送サービスの実証実験を行うことを発表した。同社では、九州新幹線や特急列車を活用した荷物輸送サービスを実施しているが、普通列車と新幹線を組み合わせることで、新幹線停車駅から離れた地域の逸品も即日輸送できる仕組みの構築などを検証し、列車物流による地域課題解決につなげる。
実証実験の実施日は7月14日。指宿地区で朝収穫した野菜などを、指宿駅から鹿児島中央駅を経由して、在来線から新幹線によるリレー輸送で新幹線・博多駅まで配送する初めての試みとなり、指宿駅から博多駅までの配送時間を4時間程度と想定している。なお、輸送した食材は、博多駅での新幹線輸送PRイベントにて即日販売される。
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