財務・人事明治海運が1月29日に発表した2021年3月期の第3四半期(20年4-12月)決算によると、外航海運部門は前期に稼働を開始した船舶に加え、新たにタンカー6隻とバルカー5隻、自動車船1隻の新規稼働があった影響で、部門売上が前年同期比12%増の259.8億円、部門利益が19.4%増の33.2億円となった。
新型コロナウイルスの影響で、ホテル関連部門が低調に推移したため、全体の売上高は297.2億円(前年同期比9.3%減)、営業利益18.2億円(55.7%減)と減収減益だった。
通期の業績予想は、GO TOトラベルで一時的に旅行需要が喚起されたことを受け、売上高400億円(8.8%減)、営業利益19億円(65.1%減)、経常利益19億円(55.4%減)に上方修正している。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 29,719 [-9.3%] | 19,267 [-8.6%] | 10,213 [-3.9%] | 43,881 [3%] |
営業利益 | 1,823 [-55.7%] | 996 [-51.9%] | 507 [-60%] | 5,444 [10.5%] |
最終利益 | 1,101 [-27.4%] | 396 [-40.7%] | 42 [-90.7%] | 1,719 [-16.1%] |
売上高営業利益率 | 6.1% | 5.2% | 5.0% | 12.4% |