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MSC、英皇太子主導のゼロカーボン会合に参加

2021年2月4日 (木)

環境・CSRスイスのジュネーブに本社を置く海運会社のMSCは2日、同社が加盟する海運業界の二酸化炭素排出量実質ゼロ化を進めるための企業連合「Getting to Zero Coalition」(ゲッティング・トゥ・ゼロ・コーリション)の参加企業とともに、英チャールズ皇太子の主導によって開催されたオンライン会議に参加した。会議では、ゼロカーボン化の障壁を克服するための支援策などについて検討したという。

Getting to Zero Coalitionは、NPOのグローバル海事フォーラムなどが組織する企業連合で、170社以上が加盟。国際海事機関(IMO)が定めた温室効果ガス削減目標を達成するために「2030年までに外航航路でゼロエミッション燃料による運航を商業ベースで実現する」ことを目標として掲げている。

MSCによれば、同社はすでに船舶への投資に加えて、バイオ燃料などの代替燃料の使用を開始。持続可能な海運業の実現に向けて、さまざまな取り組みを進めているという。