商船三井、脱炭素イニシアチブで海運部門を主導

環境・CSR商船三井は19日、世界経済フォーラムが主催する「Procurement Innovation Dialogues会議」において、ゼロ・エミッションへの国際イニシアチブであるファースト・ムーバーズ・コアリション（FMC）の海運セクターに参画する企業の議論を主導する「セクター・チャンピオン」に就任したと発表した。

海運セクターに参画する企業は、2030年までに遠洋輸送の5％をゼロ・エミッション燃料にすることを目指しており、商船三井は各国政府や参画企業と協力して、50年までに温室効果ガス（GHG）排出量を実質ゼロにするために必要なゼロ・エミッション燃料の普及に向けた議論を主導する。

FMCには、海運、アルミニウム、航空、CO2除去、コンクリート、鉄鋼、トラック輸送――の7つのセクターが設けられ、脱炭素化が難しいこれらのセクターから、主要なグローバル企業が83社参画している。

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