財務・人事川西倉庫が8日に発表した4‐12月期(2021年3月期第3四半期)決算は、売上高が前年同期比7%減の169億1000万円、営業利益が30%減の3億4500万円、四半期最終利益が70.5%増の5億3800万円となった。同社によれば、下期に入り回復の兆しが見えたものの、年初からコロナ禍による荷動き低迷が引き続き影響しているという。
国内物流事業は売上高が6.7%減の146億7800万円、セグメント利益は12.9%減の9億500万円。貨物の取扱減に加えて、第2四半期に連結子会社1社を売却したことなどが影響した。国際物流事業は売上高が6.7%減で、セグメント損益は1600万円の赤字(前年同期は600万円の赤字)。
通期予想は変更しておらず、売上高230億円(3.9%減)、営業利益5億円(7.8%減)、最終利益5億7000万円(2.3倍)を見込む。
■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)21/3/3Q | 21/3/中間 | 21/3/1Q | 20/3/通期 | |
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売上高 | 16,910 [-7%] | 11,308 [-5.8%] | 5,833 [-3.4%] | 23,922 [2.1%] |
営業利益 | 345 [-30%] | 201 [-44.5%] | 125 [-42.1%] | 542 [-21.4%] |
最終利益 | 538 [70.8%] | 398 [69.4%] | 521 [259.3%] | 244 [-25.6%] |
売上高営業利益率 | 2.0% | 1.8% | 2.1% | 2.3% |