寺岡精工、小売店舗向け量り売り棚システム発売

サービス・商品寺岡精工は10日、量り売り棚システム「All-in-One Rack」（オールインワンラック）の販売を5月に開始する、と発表した。2月17から19日まで開催される「スーパーマーケット・トレードショー」で先行展示する。

（出所：寺岡精工）

オールインワンラックは棚、量り売り什器、セルフ量り売りスケール、電子棚札（オプション）が一体となった「これまでにない新時代の量り売りモデル」（寺岡精工）で、環境を意識した量り売りの売り場が拡大している欧米スタイルを国内の小売店に展開する。

小売店は、こだわり商品の量り売りや環境を意識した売場を展開することで、他社との差別化を図り、環境問題に意識の高い消費者との一体感ある売場づくりが可能になる。食品・日用品メーカー、卸は、消費者に訴求したい自社商品の小売店への独自提案と、店舗に独占陳列棚を確保することができる。

商品什器の開閉部にモーションセンサーを取りつけ、商品購入動作を検知してはかりに商品情報を送信・表示することで、商品の選び間違いを防止。容器に貼ったRFIDラベルに容器の重さを記憶させ、計量時に風袋を自動引きできるようにする。

■セルフ量り売り棚システム「All-in-OneRack」の概要
販売地域：全国
発売日：2021年5月
外形寸法：750ミリ（W）×500ミリ（D）×2100ミリ（H）