寺岡精工、高速で美しく包装できる新機種を発売

▲高速ストレッチ包装機「W-5600SRX」（出所：寺岡精工）

サービス・商品寺岡精工（東京都大田区）は8日、様々なトレーに対応が可能で1分間に最大60パックの高速包装を実現するプロセスセンター向け高速ストレッチ包装機「W-5600SRX」を9月10日に発売すると発表した。商品の安定的な輸送に不可欠な包装技術の高速化を図ることで、現場業務の効率化と輸送品質の実現に貢献する。

寺岡精工は、1981年に世界初の自動計量包装値付機「AWW-2000」を発売して以来、40年にわたり小売店のバックルームや食品工場向けに包装機を開発・提供してきた。「W-5600SRX」は、世界でトップシェアを誇る技術力と蓄積されたノウハウに数々の新技術を加えることで、高速包装と美しい仕上がりを両立する、高速ストレッチ包装機だ。

▲ガイド幅自動調整機能（出所：寺岡精工）

様々なトレーに対応が可能なストレッチの突き上げ包装方式を採用し、確立されたストレッチ包装技術と数々の新技術によって、1分間に最大60パックの高速包装を実現。搬入コンベアにランダムに置かれたトレーを整列するインフィードユニットの「ガイド幅自動調整機能」や、トレーサイズによってフィルムを自動で切り換えができる「2本掛け自動切換仕様」、包装後の底面フィルムの緩みを防止する「ローラー式トレー押さえ」と「ロングヒーターコンベア」など、高速包装による生産効率と美しく良好な包装仕上がりを両立する新しい技術を実装した。