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バース管理のLogiPullにトラック自動呼び出し機能

2021年2月26日 (金)

サービス・商品シーイーシーは2月26日、物流センターの管理を円滑化する機能で構成された同社の物流効率化ICTサービス「LogiPull」(ロジプル)に、自動呼び出し機能を追加し、提供を開始した。

トラックバース予約機能に入場ゲート用のカメラ、電光掲示板を加え、来場車両の特定とバースへの誘導を自動化したもので、倉庫敷地内のトラック混雑を防止するとともに、誘導員の省人化が見込める。

LogiPull自動誘導機能のイメージ(出所:シーイーシー)

自動呼び出し機能は、受付のタブレット端末や電光掲示板にトラックへの行き先案内を表示。広い構内を備える施設では、受付とバースの係員がトランシーバーなどで混雑状況を連絡し、ドライバーに行き先を案内する運用が数多く存在するものの「新型コロナウイルス感染症の拡大以降、非対面・非接触の対応や在宅勤務導入が求められ、人手に頼った運用の継続が困難になっている」(シーイーシー)として、誘導業務を無人化し、人手に頼らない業務フローの実現を促す。

具体的には、入場ゲートに設置したカメラで取得した来場車両データと、ロジプルサーバーのバース予約情報をクラウド上で照合、来場目的を判別してカメラ・センサーで取得したバースの空き情報を加味し、目的のバース、待機所への案内を電光掲示板に表示する。誘導員が不要となるだけでなく、ドライバーも下車せずに円滑な移動が可能になる。

来場者への行き先案内が受付のタブレット端末上で確認できるため、カメラやセンサーといった新たな機器の設置工事も不要。この機能を使うことにより、夜間など人手の確保が難しい時間帯も無人でトラックを誘導できるようになる。

■「LogiPull」の詳細
https://www.cec-ltd.co.jp/solutions/logipull/