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新日本建物が物流施設開発拡大、綾瀬に用地取得

2021年3月1日 (月)

拠点・施設新日本建物は1日、物流施設開発事業の一環として、埼玉県所沢市の開発用地を1万8138平方メートルを売却するとともに、みずから物流施設を開発する新たな用地1898平方メートルを神奈川県綾瀬市で確保したと発表した。

これまではマンション中心の不動産開発事業を展開してきたが、用地を取得する際の出口戦略として物流施設開発を選択肢に取り込むことで、業容の拡大を図るため、物流施設開発事業に参入。仕入れた用地は売却、自社開発の両面で取り扱う。

今回、売却した所沢市の用地は関越自動車道所沢インターチェンジ(IC)から2.2キロと近く、JR武蔵野線東所沢駅からも徒歩圏内と利便性の高い立地。神奈川県綾瀬市で仕入れた用地も、3月末に開通する東名高速道路綾瀬スマートICから2.5キロに位置する綾瀬工業団地の一角にある。

綾瀬市の用地には鉄骨造、4階建て、延床面積3661平方メートルの賃貸物流施設を建設する計画で、同社は今後も「需要拡大が見込まれる物流施設開発用地の仕入れを積極的に進めていく」としている。