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超低温ワクチン庫の故障、理由は「タコ足」

2021年3月3日 (水)

行政・団体厚生労働省は2日、2月26日にある医療機関のディープフリーザー(超低温冷蔵庫)の故障により、未投与ワクチン1032回分が使用不可になった事例について、理由がディープフリーザーの故障ではなく「たこ足配線」にあったことを発表した。メーカーが医療機関を訪問して調査した結果、複数の機器を同一の電源コンセントに接続したことで、電流不足に陥ったことが判明したという。

同省は医療機関に対して再発防止に向けた注意を喚起するとともに、2日に各都道府県充宛に事務連絡を発出。同様の事案を防ぐために、ワクチン冷凍施設にでは専用ブレーカーを備えた専用回路を使用するなど、適正使用を徹底することを呼びかけている。

超低温庫が故障、ワクチン1000回超使用不可に