ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

置き配バッグのイーパーが自動配送ロボ事業に着手

2021年3月10日 (水)

ロジスティクス置き配用バッグの「オキッパ」を提供するイーパー(Yper、東京都渋谷区)は10日、新たにAMR(自動配送ロボット)分野で事業を開始すると発表した。初の事業として、広島県で「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」に取り組む。

オキッパ事業で得たノウハウを生かし、過疎化と高齢化が進む地域でAMRによる宅配や集荷のための物流網を構築する。「再配達削減とは別のアプローチで、物流ラストマイルにおける労働力・物流効率・労働環境・生産性などの社会課題の解決に取り組む」という。

「中山間地域での新たなラストマイルインフラの構築」事業は、広島県がDX推進に向けた実証実験の場として設ける「ひろしまサンドボックス」の事業加速化プログラムの1次審査を2月に通過。3月10日には2次審査のパブリック評価が開始されている。採択されたアイデアは、4月下旬から10月中旬にかけて実証実験を行う。