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米国日通がシカゴに物流センター、本社も移転

2021年3月16日 (火)

国際日本通運の海外法人の米国日本通運はこのほど、イリノイ州のシカゴ・オヘア国際空港近くに「シカゴ・ロジスティクス・センター」を建設した。4月1日に営業を開始するとともに、現在ニューヨークにある米国日通本社を移転して、本社部門・営業部門・作業現場を一体化し、事業展開の迅速化と効率化を目指す。

日本通運によれば、近隣の各州は自動車産業や医薬品・医療機器産業の集積地で、自動車関連の顧客には荷姿変換や検品などの付帯作業などを含む多様なサービスを提供する。同社はすでにオヘア国際空港近くに大型の物流施設を有しており、今後は米国中西部の最重要拠点として事業拡大を図る考え。

■シカゴ・ロジスティクス・センターの概要
構造:鉄骨造、平屋建て、一部2階建て(事務所部分)
敷地面積:7万5952平方メートル
延床面積:2万9498平方メートル(うち倉庫面積2万6377平方メートル、事務所ほか3121平方メートル)
主要設備:高床ホーム、天井クレーン、メザニン、24時間警備、CCTV完備
業務内容:海運貨物の輸出入フォワーディング・CFS業務、国内トラック輸送業務、倉庫業務、引越
業務、ホワイトグラブサービス

▲新倉庫の内観(出所:日本通運)