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アサヒロジスティクス、積載量確保へモニター車導入

2021年3月22日 (月)

サービス・商品アサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は22日、新断熱材を採用した「高性能断熱パネル小型冷凍車」のモニター車を導入し、20日から運行を開始したと発表した。

環境対策装置が標準装備されたことでシャーシの重量が増加し、積載量の確保が難しくなっていることから、東京日野自動車と矢野特殊自動車の協力で小型車規格のシャーシに中型車規格に近いコンテナを搭載する取り組みを開始したもの。

同社は「積載容積の確保のために現行より薄い断熱パネルができないか」と新たに提案。矢野特殊自動車で新断熱パネルを開発してもらい、モニター車の導入に至ったという。モニター車は実稼働によるコンテナ内の温度データ取得のため、1年間運行する。

今後は軽量化による準中型免許対応車(車両総重量7.5トン未満)の検討を進め、必要とする免許の幅を広げて若年層、女性ドライバーの獲得を目指す。

■モニター車両の概要
車種:日野デュトロ
規格:4トン車(車両総重量8t未満)冷蔵車(1層式)定員3人
装備:マニュアルギア、格納ゲート、セーフティレコーダー、ナビゲーションシステム、バックアイカメラ、その他(メーカーによる車両標準装備機能各種)
納車先:アサヒロジスティクス愛川物流センター(神奈川県愛川町)