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アサヒロジスティクス、岩手に共配センター新設へ

2021年11月10日 (水)

▲建築工事安全祈願祭の様子(出所:アサヒロジスティクス)

拠点・施設アサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は9日、物流施設「盛岡共配センター」(岩手県滝沢市)の建築工事に着手したと発表した。2022年5月に稼働させる予定。冷凍・冷蔵機能を備えた東北北部を中心とする食品物流拠点と位置付ける。

共配センターは、複数の顧客の商品を集約し、同じ車両で配送する拠点。20年6月には仙台市宮城野区に東北で初のセンターを開設。アサヒロジスティクスは現在、関東・東北地方に計7か所の共配センターを展開する。

アサヒロジスティクスは「東日本を『面』でカバーする幅広く盤石なインフラの確立」をスローガンに掲げて、さらなる輸送網の構築を推進している。今回の盛岡共配センターの新設も、こうした戦略の一環だ。北東北3県(岩手・秋田・青森)を対象エリアとする輸送ネットワークを充実させるとともに、既存の仙台共配センターとの連携を深めることで東北地方における安定的な供給体制の構築につなげる。

■盛岡共配センターの概要
所在地:岩手県滝沢市大釜風林88-2
敷地面積:9141.74平方メートル
延床面積:3021.47平方メートル
構造:鉄骨造、平屋建て
完成予定:2022年4月末日
稼働予定:2022年5月