ロジスティクス関東エリアを中心に食品物流を手がけるアサヒロジスティクス(さいたま市大宮区)は13日、2024年3月末までに、保有する車両のほとんどをオートマチック・トランスミッション(AT)車に切り替えると発表した。
同社は未経験者や若年層、女性ドライバーの積極採用に力を入れており、AT車の導入によって運転の負荷を軽減し、働きやすい職場環境を整備することで採用率の向上につなげる。ことし3月末時点で保有する1509台のうち82%にあたる1232台がAT車で、23年度中にはAT化を予定する残りの91台の車両のAT化を実施する。山道や坂道などが多いエリアで運用する車両や、特殊車両は対象外とする。
グループ会社の川越自動車学校(埼玉県川越市)の過去3年間のデータによれば、新規の普通自動車免許取得者のうち78%がAT限定であり、女性に限れば92.8%に上るという。このことから、アサヒロジスティクスは車両のAT化がドライバー確保につながるとみている。
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