SBSロジコムが旭新運輸開発買収、西日本展開強化

M&ASBSホールディングス傘下のSBSロジコム（東京都墨田区）は1日、大阪市北区の物流企業「旭新運輸開発」（大阪市北区）の全株式を取得したと発表した。同社をグループに迎えたことで、西日本のサプライチェーン支援体制が整う。

旭新運輸開発は1989年に創業、倉庫サービス、小ロット共同配送、家具配送便、貸切チャーター便、企業専属便、3PLサービスなど、関西を拠点に幅広いエリアで事業を展開。SBSグループ入りを機に、SBSロジコムの経営資源を活用して既存事業の拡大を図るとともに、グループ事業の西日本への展開を担う。

旭新運輸開発の稲葉宗和社長は「新しいビジネス課題が次々と出てくるこれからの時代、正解のない意思決定のもとで前進していかねばならない。安定した経営基盤をもつSBSグループのもとで、従業員が安心して働き、物流を学び成長を遂げ挑戦し続け、着実な社業の伸張を遂げたい」とコメントしている。同社は売上高29億円（2020年11月時点）、従業員数は194人。