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SBSHD、2Q大幅増収増益で通期予想を上方修正

2021年8月6日 (金)

財務・人事SBSホールディングスが6日に発表した2021年12月期第2四半期(21年1-6月)の連結決算は、売上高が2022億4400万円(前期比56.1%増)、営業利益が139億6900万円(123.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益が78億900万円(89%増)で、大幅な増収増益となった。

グループの物流事業が堅調に推移していることに加えて、昨年11月に子会社化したSBS東芝ロジスティクスが1月から業績に寄与。そのほか、新たにグループに加わった東洋運輸倉庫、旭新運輸開発、日ノ丸急送の新規連結、不動産事業における信託受益権の譲渡なども業績を後押しした。

主力の物流事業は売上高が1825億3800万円(55.3%増)、営業利益が3. 8倍増の60億2000万円。SBS東芝ロジスティクスの寄与に加えて、コロナ禍により前年同期に落ち込んだ企業間物流の回復、即日配送事業におけるEC需要の取り込み、生活物流・ネットスーパーなどでの需要拡大などから、大幅な増収増益となった。

不動産事業の売上高は76億6900万円(92.9%増)で、営業利益は17億5100万円(44.6%増)。大阪市の南港物流センターの信託受益権を譲渡したことから、大きく増加しした。

なお、通期の業績予想については、物流事業における3PL・4PL事業が計画を上回るペースで伸長していることなどから、各項目を上方修正。売上高3800億円(47.7%増)、営業利益150億円(36.8%増)、当期純利益84億円(23%増)としていた予想をさらに引き上げ、売上高4000億円(55.5%増)、営業利益200億円(82.5%増)、当期純利益107億円(56.7%増)に変更している。