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DMP、協働ロボット強化へ米社と資本業務提携

2021年4月9日 (金)

M&AAIを用いた製品の開発などを手がけるディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は9日、米国デラウェア州のカンブリアン社に37万ドルを出資し、同社が開発した画像認識システム(ビジョンシステム)を日本やアジア地域で販売するとともに、製品競争力の強化に向けた共同開発を行うため、資本業務提携を結ぶと発表した。

カンブリアン社は協働ロボット向けのビジョンシステムを開発・販売しており、ディジタルメディアプロフェッショナルは、自社の集中領域であるロボティクス分野と親和性・補完性があるとしたうえで、カンブリアン社の技術や製品についても「競争力がある」と判断。同社に少数株主として資本参加することにした。

今後は日本を中心にアジア地域で製造・物流現場の自動化、三品(食品、医薬品、化粧品)産業への適用といった協働ロボットの需要に対し、カンブリアン社の製品を軸としたソリューションを開発し、注力領域としているロボティクス分野の事業拡大につなげる。