ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東京都、五輪期間に無料の港湾ストックヤード設置

2021年4月14日 (水)

ロジスティクス東京都は14日、東京オリンピック・パラリンピック大会の開催期間中における円滑な港湾物流の確保に向け、大井・城南島・青海・中防外地区の計4か所に貨物の一時保管場所(ストックヤード)を設置すると発表した。7月から9月までの3か月間、24時間利用可能な区画を無料で運送事業者に提供し、交通需要の少ない夜間・早朝の配送を促す考え。

14日には発表に合わせて、城南島・青海・中防外地区のストックヤードの利用事業者の募集を開始した。7月1日から9月30日まで、城南島の84区画、青海の190区画、中防外の140区画を提供する。第1期として207区画を、4月14日から30日にかけて募集。第2期は同じく207区画を、5月17日から31日まで募集する。申込多数の場合は、東京港埠頭(東京都江東区)が区画の割当を決める。

運用のためのルールとして、15時時点でコンテナ積載シャーシを駐車し、18時以降に搬出することを義務付ける。なお、大井地区の186区画については1日単位で区画を割り当てることとし、利用日の1か月前から4日前まで応募を受け付けるとしている。