メルセデス・ベンツ、塵芥車両の安全技術を訴求

▲J&Bリサイクリングが導入した「エコニック」（出所：ダイムラー）

サービス・商品ダイムラーはこのほど、英国の廃棄物処理事業者のJ&Bリサイクリングが、メルセデス・ベンツ・トラックの塵芥収集車両「エコニック」を導入したと伝えた。J&Bリサイクリングは20台超の車両で毎年20万トン以上の廃棄物を収集しているが、そのうち5台を同車両に入れ替えたという。

「エコニック」は最新の安全支援技術の「アクティブブレーキアシスト機能」を標準装備したもので、時速90キロメートルの速度でも、前方の走行車や障害物などを検知。危険な状況が発生した場合は視覚・聴覚的信号で運転手に警告し、運転手が反応しない場合は自動的に50％程度ブレーキをかけ、それでも運転手が反応しない場合はフルブレーキをかけ、合わせて警告灯を点灯する。

ダイムラーによれば、J&Bリサイクリングは同機能の信頼性の高さから同車両の導入を決定。さらにオプションのカメラシステムも追加して、運転中の安全性向上に努めているという。