国際メルセデス・ベンツ・トラック(ドイツ)は12日、2026年2月より運転支援システムを拡張し、安全性能を強化すると発表した。新システムは今後の法的要件に先行して対応しており、路上でのアクティブセーフティー向上と危険予知能力の強化を目的としている。

(出所:メルセデスベンツトラック)
「アクティブブレーキアシスト6」は、「アクティブブレーキアシスト6プラス」に刷新され、28年9月に施行予定の欧州AEBS(先進緊急ブレーキシステム)規制にすでに準拠。270度フュージョンテクノロジーにより、時速90キロ以下で走行する車両だけでなく、時速60キロ以下で移動する歩行者や自転車に対しても、より迅速かつ高精度な衝突回避が可能となる。
また、ドライバーの注意力を監視する「アテンションアシスト」も進化し、「アテンションアシスト2」として26年2月から提供を開始する。赤外線カメラで頭部や瞳孔の動きを解析し、まばたきの増加やあくび、まぶたの下がりなどから疲労度や注意力を検知。異常を感知した際には視覚と音で警告する仕組みとなっている。
同システムはクローズド環境で動作し、収集したデータは車両内でのみ処理され、15分後に自動削除されるなど、プライバシーにも配慮している。
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