フードセンコン物流(仙台市青葉区)はこのほど、ロシアのサンクトペテルブルク、ソチ、カザンの3か所で日本の加工食品の輸出強化に向けた支援活動を実施した。農林水産省の昨年度の補助金事業として実施したもので、高品質な日本製加工食品のロシアへの輸出を拡大することが目的。
具体的には展示会への出展、国際婦人デーのイベントにおけるプロモーション、スーパーや小売店舗、ECサイトでの販売などに取り組んだ。SNSを活用した広告活動も積極的に展開したという。
同社によれば、コロナ禍で自由な往来ができない中における日本の食への需要の高まりもあり、展示会出展後の新規取引先は大幅に増加。委託販売を実施した4店舗のうち2店舗は販売の継続を希望するなど、手ごたえを感じたという。