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阪神港、CONPAS導入の補助金申請の受付開始

2021年4月19日 (月)

国内阪神国際港湾は19日、コンテナ物流の円滑化に向けた新たな港湾情報システム「コンテナ・ファスト・パス」(略称:CONPAS、コンパス)の導入のための補助金申請の受付を開始した。夢洲地区を利用する海運貨物取扱業者や、同地区のコンテナターミナル運営事業者が所有するシステムの連携を推進し、ターミナルのゲート処理時間の短縮などを目指す。

海運貨物取扱業者の補助対象は、自社システムとCONPASの情報連携のためのシステム改修費用で、経費の3分の1までを助成。1社当たりの上限は50万円までとする。コンテナターミナル運営事業者の補助対象は、自社システムとCONPASの情報連携のためのシステム改修費用とサーバーの設置費用で、同じく経費の3分の1までを助成。1社当たりの上限は1500万円までとする。

補助金を希望する事業者は、事業開始の30日前までに申請する。なお、19日には大阪市も同様の補助金申請の受付を開始しており、事業者は双方に申請することができる。阪神国際港湾が実施する「神戸港におけるコンテナ物流対策事業(CONPAS 導入)補助金」の対象事業者は除外する。