ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アテナ、インフォアWMS導入し物流繁閑差に対応

2021年4月22日 (木)

サービス・商品メーリング、物流、コンタクトセンターを中心としたダイレクトマーケティング分野のアウトソーシング事業を展開するアテナ(東京都江戸川区)は、インフォアの倉庫管理システム「インフォアWMS」の最新版を導入し、アマゾンウェブサービス(AWS)のクラウド環境上に構築した。

すでにインフォアWMSは本稼働を開始している。これにより、アテナは繁忙期に3倍に増える物流トランザクションへの対応力を高めた。

アテナは1968年に創業し、物流サービスでは東京・大阪・名古屋に延べ1万坪を超える拠点を設け、販促資材を中心に年間500万を超える荷物を配送。2009年から従来版のインフォアWMSを利用していたが、個別カスタマイズを重ねることで肥大化し、処理性能や機能面の拡張性に課題を抱えていた。

同社は10社を超えるWMSを比較した結果、インフォアWMSの最新版を採用。運用・保守費用を抑えながら、繫閑差で大きく変動する物流トランザクションに対応できる拡張性を重視した。現在は東京圏3拠点、大阪、名古屋の合わせて5拠点の物流センターで本稼働を開始。

クラウド環境上で構築したことで、月々100万以上発生し、繁忙期には3倍に増加する物流のトランザクションに対応できるようになったという。また、BtoC領域のDtoCに不可欠な多品目少量出荷に柔軟に対応できるシングルピック機能、医薬品や食品・飲料といった特定業界の3PLに必要な温度管理やロット管理の機能を用い、従来システムでは難しかった新規市場への参画を進める。