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豊橋PAで物流向け有料駐車場予約システム実験開始

2021年4月23日 (金)

国内中日本高速道路(ネクスコ中日本)は1日0時から、東名高速道路豊橋パーキングエリア(PA)で、物流事業者を対象とした駐車場予約システムの有料社会実験を開始する。

トラックドライバーが不足する中、現在はドライバーの確実な休憩機会を確保するのが目的で、ETC2.0搭載の車両でクレジットカード決済が可能な物流事業者が対象。

プランは中型・大型車と特大・ダブル連結トラックの2種類を用意し、中型・大型車用は深夜0時から3時までの3時間、特大・ダブル連結トラック用は20時から翌朝5時の9時間をそれぞれ課金対象とする。

予約開始時刻から60分間と課金対象時間以外の時間帯は利用料金がかからず、課金時間帯は中型・大型車が30分120円、特大・ダブル連結トラックは30分250円となる。利用するにはモニターとして会員登録する必要がある。

豊橋PA(下り)には予約車用の予約エリアと非予約用の一般エリアがあり、予約エリアの駐車ます数は中型・大型10台、特大・ダブル連結トラック9台となっている。予約車両以外と普通車(小型車)は予約エリアを利用することができず、一般エリアの駐車ますを利用することになる。

予約受付期間は利用の2週間前から予約日時の3時間前までとし、予約システムはタイムズ24のシステムを利用する。利用する事業者はすべてモニターとして登録されるため、駐車場を利用後は所定のアンケートなどに協力したり、モニター会議への参加を求められたりする。

■問い合わせ先
NEXCO中日本顧客センター
TEL:0120-922-229(フリーダイヤル)