タイムズ、ダブル連結トラック用の駐車システム提供

▲ダブル連結トラックのイメージ（出所：タイムズ24、ヤマト運輸）

調査・データタイムズ24は17日、中日本高速道路（NEXCO中日本）が4月1日から実施する「ダブル連結トラック駐車場予約システム実証実験」に、同社の駐車場予約システムを提供すると発表した。官民によりダブル連結トラックの利用が推進される一方で発生している諸問題を解決するための実験に、ETC2.0を活用したシステムの提供と運営支援で協力する。

実験はNEXCO中日本が、浜松いなさインターチェンジ（IC）の路外駐車場と、足柄サービスエリア（SA）上り線で実施。国土交通省が2019年にダブル連結トラックなどの運行許可基準を緩和して以来、SAやパーキングエリア（PA）において専用駐車スペースの整備が進められているが、ダブル連結トラック以外の車両が駐車するなどのトラブルが発生しているため、インターネットの事前予約で専用駐車スペースを確実に確保できるようにする。

NEXCO中日本は2019年にオープンした東名高速道路の豊橋PA（下り）においても、「駐車場予約システム社会実験」を実施し、その際にタイムズ24はトラック専用のシステムを提供している。同社によれば、豊橋PAにおける実験以降、登録社数や車載器登録台数は増加し、予約数も順調に推移しているという。