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日本郵便、セルフPCR検体の郵送ルール明確化

2021年4月26日 (月)

メディカル日本郵便は26日、ことし1月に公表した新型コロナウイルス感染症のPCR検査の検体の郵送に関する取扱ルールを明確化した。民間の検査事業者が提供するPCR検査キットを利用して自宅などで検体を採取し、その検体を返送する際の郵送に関するもので、5月10日から適用する。

「検体が不活化されていること」「検体に対し、医療機関などと同水準の厳重な3重包装がされていること」の2条件については変更しないが、5月10日からは、2次容器または3次容器が箱・ドラム・ジェリー缶ではないものについては取り扱いを中止する。条件を満たしていない郵便物を発見した場合は、差出人に返還する。

同社によれば、世界保健機関(WHO)の感染性物質の輸送規則に関するガイダンスにおいて、2次容器または3次容器が箱・ドラム・ジェリー缶ではないものは、ガイダンスに基づく基準を満たさないことが判明したという。その結果、取扱条件のうち「検体に対し、医療機関などと同水準の厳重な3重包装」を満たさなくなることから、取扱中止とした。

(出所:日本郵便】

日本郵便、セルフPCR検体の梱包ルール徹底求める