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近鉄グループ、福通株すべて売却し特別利益

2021年6月9日 (水)

財務・人事近鉄グループホールディングスは9日、福山通運が5月12日に開始した自社株式の公開買付けにおいて、同社と子会社3社が保有していた835万1200株のすべてを338億1400万8800円で売却したと発表した。2021年3月期の個別決算で104億円、連結決算で19億円を特別利益として計上する見込み。

なお、福山通運は今回の公開買付けで、発行済み株式の15%にあたる836万4706株を1株4049円で買い付けたが、大半が近鉄グループが保有していたもの。取得総額は338億6869万4594円だった。

近鉄が福通の株式売却、資本関係解消も協力継続