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パーソル、22年にAGV遠隔操作ソリューション発売

2021年6月11日 (金)

▲ゲームコントローラーでの遠隔操作が可能(出所:パーソルホールディングス)

産業・一般グループで人材派遣業などを展開するパーソルホールディングスは10日、傘下企業が開発する無人搬送車(AGV)用の遠隔操作ソリューションを2022年に発売すると発表した。モバイル端末に加えてゲームコントローラーなどでの操作を可能にするもので、物流業界や建設業界などでの導入を見込んでおり、すでにDoog(ドーグ、茨城県つくば市)の「サウザー」で動作確認を済ませたという。

パーソルホールディングスによれば、同ソリューションは操作プログラムや拡張ユニットなどを含む総合的なソリューションで、拡張ユニットによりAGVとゲームコントローラーを接続することで遠隔操作が可能になる。スマートフォンやタブレット端末の画面上に仮想ボタンを表示して操作することもできる。

そのほか、拡張ユニットのカメラでAGVの周囲のルートや障害物を確認することも可能。2021年度中には、リモートセンシング技術による周辺環境の遠隔監視機能や、アバターを用いた遠隔コミュニケーション機能なども追加するとしている。