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ライフ、宅配関連の新会社を設立し事業強化へ

2021年6月11日 (金)

(出所:ライフコーポレーション)

M&Aライフコーポレーションは11日、物流関連ビジネスを手がける間口グループの2社と共同で、宅配サービス関連事業を行う新会社「ライフホームデリバリー」(大阪市港区)を設立し、6月1日に事業を開始したと発表した。ネットスーパーや来店宅配サービスにおける商品の配送や梱包業務の質を高めることで、顧客満足度を高めるとともに、競合社との差別化を図る。

新会社設立にあたり、ライフコーポレーションとともに資本参加したのは、間口グループで内装リフォーム業のスリーエスコーポレーションと、物流業の間口ロジ関東。

ライフコーポレーションは、2011 年にネットスーパー事業に参入。既存の店舗販売とともに、同社の事業展開における収益柱と位置付けており、2020年の宅配事業の売上高は50億円。新型コロナウイルス感染症の拡大を契機とする「巣ごもり需要」が広がる中で、こうした商品宅配ビジネスの事業基盤をさらに強化する必要があると判断し、今回の新会社設立を決めた。

ライフコーポレーションは、サービス対象エリアの拡大や、今回の新会社によるサービスレベル向上などにより、2030年には宅配事業の売上高を1000億円とする目標を掲げる。