【関西物流展】GROUND、他用途ロボを物流用に

▲GWESを紹介したGROUNDのブース

イベントGROUND（グラウンド、東京都江東区）は18日、本来は物流向けではないロボットを、物流現場の作業支援用途にカスタマイズする取り組みを始めることを明らかにした。6月15日に発表し、「第2回関西物流展」ブースでも紹介した、物流施設の統合管理・最適化システム「GWES」（ジーダブルイーエス、GROUND Warehouse Execution System）の展開を下支えする施策でもあり、今後の動向が注目される。

物流現場における省人化や業務効率化を目的としたロボットは、物流現場に即した仕様で設計されている。しかしながら、多岐にわたる物流作業においては、必ずしもこうした物流特化型でなくても、課題を解決できるのではないか、との発案から、この取り組みを始めることとした。

具体的には、製造業のライン向けに開発されたロボットを、物流現場の課題解決型の仕様に再構築することにより、的確な業務支援やコストの効率化につながるという。

GROUND、物流統合管理・最適化システムを発表