ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

兵庫の物流施設屋上を活用した太陽光発電所が稼働

2022年3月22日 (火)

環境・CSR日本ベネックス(長崎県諫早市)は22日、兵庫県猪名川町の物流施設「プロロジスパーク猪名川1」の屋根を賃借した太陽光発電所「ベネックス猪名川ソーラーポート」の運転を開始したと発表した。

▲「ベネックス猪名川ソーラーポート」(出所:日本ベネックス)

日本ベネックスは1966年の創業以来、精密板金加工業の実績をベースに培った技術を生かして、2012年より再生可能エネルギー事業を展開。ベネックス猪名川ソーラーポートは、日本ベネックスとして12件目となる「屋根借り太陽光発電所」となる。屋上屋根に1285枚の太陽電池モジュールを設置。年間予想発電量は一般家庭275世帯分に相当する82万4000キロワット時を見込む。出力745.3キロワットで、FIT単価は14円/キロワット時。

日本ベネックスは、今回の太陽光発電所の稼働を契機として、太陽光発電所のさらなる建設を通じて再生可能エネルギーの普及を図る。

屋上屋根面積の広い物流施設は、こうした太陽光発電施設の対象として優位性が高い。再生エネルギーの柱として機体が集まる太陽光発電の推進に向けた取り組みとして物流施設開発事業者も積極的に協力することで、企業価値向上につなげたい思惑もあるようだ。