ゼロ、中国の陸友物流を連結子会社化

国際ゼロは24日、海外持分法適用関連会社である陸友物流（北京）の株式を追加取得し、連結子会社化すると発表した。ゼロは現在、陸友物流の株式の25％を保有しているが、商船三井と住友商事から計40％を取得して持分を65％に高める。残りの35％は引き続き、中国の中信興業投資寧波が保有する。

2004年に設立した陸友物流は、中国国内で完成車の輸送事業などを展開。ゼロは世界一の自動車市場となった中国における事業拡大や、意思決定の迅速化を目指す。そのほか、中国で生産される電気自動車の日本への輸入を想定し、両国間における国内外一貫輸送体制の構築なども検討する。