荷主物流向けソフトウェア開発のワイズシステム(米ケンブリッジ)は2日、日本法人ワイズシステムジャパン(東京都港区)をこのほど設立したと発表した。AI(人工知能)を活用した配送経路自動化ソリューションの日本市場での拡販が狙い。
ワイズシステムは2014年に創業。物流ドライバーに最適な配送経路を提示する自動化プラットフォームを提供してきた。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う消費動向の変化により、eコマースが急拡大したことを背景に、ラストワンマイルの担い手確保や、物流現場の業務効率化を目的とする自動化ソリューションのニーズが急速に高まっている。こうした動きを受けて、日本でのビジネスチャンス獲得の機会と判断し、今回の日本法人設立を決めた。