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アスクル前期連結、コロナ特需などで過去最高益に

2021年7月2日 (金)

財務・人事アスクルが2日発表した2021年5月期連結決算は、売上高が4221億5100万円(前期比5.4%増)、営業利益が139億2300万円(同57.8%増)、経常利益が138億5000万円(同60.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は77億5800万円(同37.2%増)で増収増益となり、過去最高益となった。

主力のeコマース事業は、BtoB事業が新型コロナウイルス感染症の対策商品を中心に特需が発生したことが追い風となり、大幅増益に。BtoC事業も「サイバーサンデー」など販売促進効果もあり好調に推移した。ロジスティクス事業で物流業務受託に伴う固定費負担が響いて赤字となったものの、全体として収益を大幅に伸ばした。

2022年5月期の連結業績予想は、売上高4300億円、営業利益140億円、経常利益139億円、親会社株主に帰属する当期純利益90億円と、今期に続く増収増益を見込む。