荷主ローソンは26日、店舗への納品期限を超えた一方で、賞味期限は超えていない余剰食品を、東京都品川区の子供を持ち、支援を必要とする家庭に届けるフードバンク活動を開始した。同区の「しあわせ食卓事業」と「子ども食堂ネットワーク」を通じて実施する。
今回の取り組みは、19日にローソンと品川区が締結した「子どもの食の支援に関する合意書」に基づき実施。菓子や即席麺などローソンのプライベートブランド商品や、タオルや折りたたみ傘などの日用品、品川区が提供するアルファ化米など1万個を425世帯に届ける。
なお、同社はこれまでにも「文京区こども宅食」などの取り組みに参画し、余剰食品を寄付してきたが、今回はローソンが主体となり、同社の社員が荷受けからピッキング、梱包作業までの全工程を担うという。