キッセイコムテック、倉庫業務の支援サービス開発

産業・一般キッセイコムテック（長野県松本市）は27日、レンタル業務システム「KAREN-CORE」（カレンコア）について、倉庫業務の機能を強化したと発表した。消費スタイルの多様化に新型コロナウイルス感染症の拡大が重なり宅配ニーズが高まるなかで、課題となっている物流倉庫の業務効率化を支援する取り組みとして注目を集めそうだ。

販売・在庫管理システムであるKAREN-COREは「一度出荷した商品が戻ってくる」「一つの受注で複数回の請求が発生する」など、レンタル業特有の業務形態に対応した機能が特徴だ。

キッセイコムテックは、商品のキッティングや出荷、入庫などを計画的に行う倉庫内での業務に着目。高い品質を確保しながら迅速に商品を届けるため、倉庫業務の支援機能を新たに開発した。

「簡易出荷指示機能」は、商品を出荷するまでの時間短縮を推進。「出荷時の通知メール送信機能」は、出荷遅れや作業漏れを防止する。「出荷指示書への詳細表示機能」は、キッティング情報の伝達漏れや作業ミスを防ぐ。

（出所：キッセイコムテック）