日野自1Q、海外で需要が回復し2年ぶり黒字転換

財務・人事日野自動車が29日発表した、2022年3月期第1四半期連結決算は、売上高が3435億4700万円（前年同期3003億9300万円）、営業利益が161億7300万円（同106億500万円の赤字）、経常利益が157億1000万円（同117億7500万円の赤字）、四半期純利益が63億4100万円（同80億8000万円の赤字）となり、第1四半期では2年ぶりに黒字転換した。

日野自は、2022年3月期第1四半期より「収益認識に関する会計基準」を適用していることから、前年同期との比較を公表していない。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う影響が響いた前年同期と比べて、トラックの需要は海外を中心に回復基調にあったことで、収益を改善した。特にアジアや中南米でトラックやバスの販売が好調に推移した。

22年3月期の通期連結業績予想については、ことし4月27日に公表した数値を据え置いた。