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東洋埠頭、21年度は減収・微減益でスタート

2021年7月30日 (金)

財務・人事東洋埠頭が7月30日に発表した2022年3月期第1四半期(21年4月-6月)連結決算は、売上高が89億4400万円(前年同期比1.3%減)、営業利益が5億5300万円(0.1%減)、最終利益が4億4700万円(18.6%増)だった。新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響については「軽微」としている。

主力の国内総合物流事業は、売上高が77億9900万円(4.4%減)、営業利益が4億7600万円(9.1%減)で振るわず。倉庫業は穀物・紙類・石油化学品などの荷動きは回復したものの、倉庫保管残高は減少した。港湾運送業は、輸入青果物の取扱が堅調に推移したが、川崎港でのコンテナの取扱数量などが減少。一方、自動車運送業は荷動きが回復し、前年同期を上回った。

一方、国際物流事業は売上高が12億100万円(24.3%増)、営業利益が7400万円(2.8倍)で増収増益。輸出貨物の増加に加えて、ロシア国内での貨物の取扱増などが寄与したという。

なお、通期予想は変更せず、当初予想の売上高340億円(0.5%減)、営業利益12億円(5.8%増)、最終利益8億円(0.3%減)を据え置いた。