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クラシエ、北九州市の使用済み容器回収実証に参画

2021年7月30日 (金)

調査・データクラシエホールディングス(HD、東京都港区)は7月30日、北九州市の使用済みプラスチック容器の回収実証実験「MEGURU BOX(めぐるボックス)プロジェクト」に参加したと発表した。日用品を主に取り扱うクラシエHDは、使用済みの日用品のボトルや詰め替え用パウチなどのプラスチック製品を回収して同じ用途の製品に再生する「水平リサイクル」に取り組むプロジェクトの趣旨に賛同し、参画を決めた。商品流通を含めたサプライチェーン最適化の観点からも、日用品メーカーのこうした取り組みは、注目される動きと言える。

プロジェクトは、同市内の小売店舗や公共施設など5カ所に、使用済みボトルや詰め替え用パウチ類を分別回収する「MEGURU BOX」(めぐるボックス)を設置し、市民に資源回収の協力を呼びかけている。今回のプロジェクトでは、回収活動に参加した市民の性別や年代、回収プラスチックの量や回収頻度をデータ化することで、活動の効果の分析につなげる。

プロジェクトには、花王やエステー、小林製薬など日用品関連メーカー計10社が参加している。