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JR西日本、千葉で冷凍・冷蔵物流拠点を開発

2021年8月6日 (金)

拠点・施設JR西日本不動産開発(大阪市北区)は5日、冷凍・冷蔵機能を持つ物流施設「LOGI FLAG COLD 市川Ⅰ」(千葉県市川市)の建設工事に着手すると発表した。2022年秋に完成する予定。需要が高まる冷凍食品を扱う荷主などを対象に、東京都心をはじめとする首都圏各地へのアクセスの良さを訴求していく。

西日本を事業基盤とするJR西日本グループが、関東に冷凍・冷蔵物流施設を開発するのは、国内最大の消費地である首都圏での事業展開による着実な収益の拡大を見据えているからだ。消費スタイルの多様化や新型コロナウイルス感染症の拡大による、EC(電子商取引)サイトでの冷凍食品の購入が定着してきているなかで、冷凍機能を持つ物流拠点のニーズに対応した事業展開が、「非鉄道ビジネス」の成長を牽引すると判断した。

「LOGI FLAG COLD 市川Ⅰ」は東京湾岸に立地し、幹線道路や高速道路への乗り入れが容易だ。首都高速道路「千鳥町出入口」や東京外かく環状道路(外環道)「市川南インターチェンジ」を経由して首都圏各地へのアクセスが可能なほか、都心へも近い。

JR西日本不動産開発は、霞ヶ関キャピタル(東京都千代田区)と協働で開発を進める。

(出所:JR西日本)

■「LOGI FLAG COLD 市川Ⅰ」の概要
所在地:千葉県市川市加藤新田202-15
構造:鉄骨造地上4階建て
敷地面積:4297.56平方メートル
延床面積:8743.46平方メートル(予定)