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NTTビズリンク、市販カメラとスマホで立体映像

2021年8月11日 (水)

サービス・商品NTTビズリンク(東京都文京区)は10日、市販の360°カメラとスマートフォンにより即時に物流施設などの立体映像を作成し一元管理できるサービス「Beamo」(ビーモ)の提供を始めたと発表した。遠隔操作での施設保守作業が可能となることから、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の推進につながるサービスとして注目を集めそうだ。

物流施設をはじめとする各種施設の保守業務については、現地の状況確認など現場対応が必要で、感染症対策の観点からも作業の見直しが課題となっていた。

ビーモは、市販の360°カメラとスマートフォンで即時に建物の立体映像を作成できる。スマートフォンのジャイロ機能を活用して自動で撮影位置を特定し、人手を介さず図面上に撮影ポイントをプロットでき、撮影したデータをクラウド上にアップロードすれば即時に立体映像を作れる。作成した映像内にあるメジャー機能を使えば寸法の測量も可能で、運搬経路や設置スペースをバーチャルで確認できるため、何度も現場へ足を運ぶ必要がなくなる。

(出所:エヌ・ティ・ティ・ビズリンク)

ビーモは、NTTコミュニケーションズ(東京都千代田区)が2019年より実施しているオープンイノベーションプログラム「ExTorch Open Innovation Program」において、スタートアップ企業と共同で開発したもので、プログラムを通じて初めて事業化されるサービスだ。