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西日本大雨対応まとめ(高速道路・JR貨物・運送会社)

2021年8月13日 (金)

国内九州・中国地方を中心とする前線に伴う大雨の影響が、各方面で出始めている。高速道路の通行止めや日本貨物鉄道(JR貨物)の運休・遅延が発生しているほか、運送会社でも窓口休止や配送遅延の対策を講じる動きが出始めた(13日17時30分現在)。

高速道路は、九州道、長崎道、大分道、中国道などで通行止めの範囲が拡大している。西日本高速道路(NEXCO西日本)は、13日10時時点の気象予測に基づき、今後は山陽道、広島呉道路、松山道などにも通行止めの範囲が拡大する可能性を示しているほか、中日本高速道路(NEXCO中日本)と東日本高速道路(NEXCO東日本)も13日夕方以降に北陸・甲信越地方で通行止めが発生するおそれがあるとして、注意を呼びかけている。広島市など各地の国道や県道でも交通規制が実施されている。

JR貨物は、12日23時45分から山陽線の広島地区で大雨による遅れや運休が発生していることを発表。伯備線でも13日12時より貨物列車の運行を取りやめている。13日13時時点の情報として、東京貨物ターミナル駅−福岡貨物ターミナル駅間で12日発の下り線と13日発の上下線の列車が途中駅で停車していることを明らかにした。また、東京貨物ターミナル駅と福岡貨物ターミナル駅、岡山貨物ターミナル駅を結ぶ列車の運休を決定した。

運送業界では、日本郵便は、広島、福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島の7県で合計226の郵便局が窓口業務を休止していることを発表。高速道路の通行止めなどにより、中国地方と九州地方で引き受け、または配達となる郵便物とゆうパックなどの一部に配送遅延が発生するおそれがあるほか、今後の天候状況によっては、その他の地域でも配送遅延が発生する可能性があるという。他社にも影響が広がる可能性もあり、ウェブサイトなどで最新の集配状況を確認する必要がある。

■NEXCO西日本の通行止め予測(13日10時時点)

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■NEXCO中日本の通行止め予測(13日12時時点)

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■NEXCO東日本の通行止め予測(13日12時時点)

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■JR貨物の運休情報(13日13時時点)

列車番号設定区間 手配内容
67東京タ岡山タ13、14日発は運休
5064岡山タ東京タ14、15日発は運休
1055東京タ福岡タ14日発は運休
1050福岡タ東京タ14日発は運休

■窓口業務を休止している郵便局の一覧(13日9時時点)
https://www.post.japanpost.jp/notification/productinformation/2021/0813_02_01.pdf