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JR貨物、西日本大雨の影響が北海道に拡大

2021年8月18日 (水)

ロジスティクス西日本を中心に全国的に続く大雨の影響により、日本貨物鉄道(JR貨物)は18日、引き続き複数の駅や路線で遅延が発生していると発表した。18日には、新たに北海道の道南地方でも大雨により数時間の遅延が発生。影響が北日本にも及んだ形だ。

北海道では8時25分から、道南いさりび鉄道線の茂辺地駅-木古内駅間で大雨による遅延が発生した。また、岡山・広島地区では5時42分から山陽線で遅延が発生したが、13時46分に解消している。2時46分に発生した静岡・愛知での東海道線の遅れは、15時時点で継続中という。18日未明には東北線の盛岡貨物ターミナル駅(岩手県)と岩沼駅(宮城県)の構内で、輸送障害による遅延が発生した。

JR貨物の列車輸送をめぐっては、中央西線で長野県の木曽平沢-贄川間と上松-倉本間での土砂流入により運行を中止。電気設備も被害を受けた結果、復旧には1か月程度を要する見込み。山陽線は山口県の厚東-厚狭間、小野田-厚狭間の運行を中止している。