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日本郵船、座礁船の沿岸清掃社員を追加派遣へ

2021年8月24日 (火)

海岸を清掃する日本郵船社員(出所:日本郵船)

ロジスティクス日本郵船は24日、青森県八戸港沖で発生した木材チップ専用船CRIMSON POLARIS(クリムゾン・ポラリス)の座礁事故で、船から漏れた油や貨物などが漂着した海岸の清掃作業などに従事する社員を9月11日までに計8回、追加派遣することを決めたと発表した。事故から2週間近くが経過した現在も、海岸に漂着した油や積荷の木材チップなどの除去が必要であると判断した。

日本郵船は、海岸清掃作業に従事する希望者を社内で募集。8月23日までに10人ずつ3回にわたって現地入りしたが、さらに8回の派遣実施する。これで日本郵船が清掃作業要員として現地に投入した社員は計110人となる。今後のさらなる追加派遣については別途、検討する。

日本郵船は、座礁事故発生後より事故対策本部を立ち上げ、現地に要員を派遣。引き続き船主、船舶管理会社および関係者と協力して早期の事態解決に向けて全力で取り組むとしている。

日本郵船、座礁船の沿岸清掃要員に社員10名派遣