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フォーク車両の電池を遠隔監視する新サービス

2021年8月30日 (月)

バッテリーロガーBL-100(出所:リファクトリー)

サービス・商品主に町工場が製造した商品を販売するEC企業のrefactory(リファクトリー、宮崎県宮崎市)は30日、岐阜バッテリー販売(岐阜県岐南町)と協力し、電動式フォークリフトのバッテリーの状態を遠隔監視する新たなシステム「バッテリーロガーBL-100」を販売すると発表した。現在は試験運用中で、来年3月以降に正式発売する。

バッテリーロガーBL-100は、多くのフォークリフトを保有する事業者のバッテリー管理や、異常の検知を支援するもので、バッテリーに取り付けたデータロガーによって、バッテリーの電圧・温度・液面などの情報を5分間隔で収集。収集したデータは2時間ごとにクラウドに自動送信して、可視化する。

バッテリーロガーの導入のメリット(出所:リファクトリー)

データの可視化により、バッテリーの短命化につながる過充電や長時間連続充電、長期間未充電、過放電などを未然に防ぐ。また、各種のアラートメールを受け取ることもできるため、管理に必要な人件費削減も可能となる。

搭載可能なバッテリーの電圧は、24ボルトから80ボルトまでの6タイプ。また、バッテリーの電圧だけでなく、補水状況や温度なども遠隔監視することで、メンテナンス不足によるセル交換などの費用も削減できるようになるとしている。