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アスクル、東大と「金融工学でEC物流最適化」研究

2021年8月30日 (月)

田中謙司准教授(出所:アスクル)

ロジスティクスアスクルは30日、東京大学工学系研究科の田中謙司准教授の研究室と共同で、「金融工学を応用したEC物流の全体最適化手法」に関する研究を始めると発表した。

アスクルは、戦略として掲げるプラットフォーム改革の実行施策を進めるなかで、自社の物流業務における品質や効率を向上させる取り組みを検討。データを用いたビジネス最適化設計に関する豊富な知見を有する田中研究室と連携することで、データやAI(人工知能)の活用などに留まらず、現代ポートフォリオ理論をはじめとする金融工学手法も活用した物流の全体最適モデルを構築していく。

研究には、アスクルの研究員3名を派遣。「物流の最適化」「サステナブル視点での物流進化」「データ活用による物流サービスの価値向上」の3つのテーマを中心に、効率的な物流業務の実現を目指し共同研究に取り組む。

田中准教授は、物流や通信販売をはじめとした、データを⽤いた需要予測法やシミュレーション法の開発、具体的な導⼊システム・サービス設計を研究領域としている。