サービス・商品ブレイン(東京都港区)は7日、米ゼブラ・テクノロジーズ製のアンドロイドハンディターミナル「MC20」を発売したと発表した。ゼブラ・テクノロジーズは、ハンディターミナルやバーコードスキャナなどを全世界で展開するが、日本市場では訴求力が弱かった。日本の物流現場に合わせた仕様の製品を展開することで、新市場の獲得を目指す。
ゼブラ・テクノロジーズは米国に本社を置き、世界190以上の国や地域で業務用のハンディターミナル、バーコードスキャナ、ラベルプリンタなどを納入している。ハンディターミナルに関しては世界でトップのシェアを誇る。しかしながら、知名度や言語の問題もあり、日本の市場での浸透が進んでいなかった。
「MC20」は、日本人に合わせた設計やデザインを追求したハードウェアと、ローカライズされたソフトウェアにより、手頃な価格ながら高機能で使いやすい革新的なモデルを開発した。ゼブラ・テクノロジーズの販売代理店であるブレインは、顧客の業務効率化に大きく貢献できる機器として導入を推進するため、営業活動を重点的に進めていく。