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物流現場に適したPC、新ダイナブックの受注開始

2021年9月7日 (火)

サービス・商品シャープ傘下のPCメーカー、Dynabook(ダイナブック、東京都江東区)は7日、物流や建設などの現場で使用されるのに適したモバイルPC機器「dynaEdgeDE200」(ダイナエッジDE200)と、独自ソフトウェアの「dynabook Edge AIエンジン」(ダイナブックエッジAIエンジン)の受注を開始した。マイクロソフト製のコミュニケーションツール「Teams」(チームス)に対応した作業支援サービスや、パートナー会社が提供するソフトウェアと併せて展開する。

出所:ダイナブック

ダイナエッジDE200のセールスポイントは「身に着けて運用できるWindows10デバイス」であること。「最高クラスの性能と優れたAI性能」を備えた第11世代インテルコアプロセッサーを搭載し、処理性能を高速化したほか、一日の現場作業をサポートする7.5時間のバッテリー駆動時間とUSBタイプCの充電に対応。作業者が身に着けて操作できるよう、前面に5ボタンキーをより使いやすく大型化して搭載した。今年度中にはLTE対応モデルも販売を開始する。

同社ではダイナエッジシリーズの活用シーンとして「離れた現場での作業者を遠隔地からサポートする遠隔支援」「ハンズフリーで表示確認できる動画マニュアルでの技術伝承」「倉庫の棚で手を伸ばす対象を目の前にガイド表示するピッキング支援」「製造現場でのカメラ映像解析」などを想定。

出所:ダイナブック

遠隔支援の現場では、ダイナブックエッジAIエンジンのゆれ補正機能を利用することで、これまで頭部装着カメラの位置揺れで遠隔地側から確認しづらかった映像を安定させることができるようになる。